この動画を見て思うことは何でしょうか?
リウマチで手首が曲がりにくいという状態ですが、リュウマチによって関節内に起こっている変化だけを観察していると見えてこないものがたくさんあると思います。
肩の力が全く抜けていないのが動画ではよくわかると思います。肩の力が抜けていくと手首の力も抜けて曲がりやすくなってきます。
体調が悪くなると、多かれ少なかれ同じような事が全ての人に起こっています。この現象は特別なことではありません。
「??」って思う方もあるかもわかりませんが、リウマチに見られる尺側変位(小指側に指が曲がる)という現象も手の力が弱ると健康な人にも普通に起こっています。ただ程度が違うので気づかないというだけです。
手首を痛めただけの人であっても、この動画の方と同じように手首を曲げようとすると肩に力が入って抜けなくなります。共通の現象です。
病名事に症状を考えるという「癖」がみんなついていますが、身体をよくよく観察すると起こっている変化はそんなに違いはないのです。
まずそのことに気づかないと駄目なんじゃないかと思っています。
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