肩から先と股関節から先は経絡が表面上にあらわれやすくなっているのがわかります。つまり、初心者でも経絡を触りやすいという特長があります。
最初の練習には、肘から先と膝から先で練習してみることをお薦めします。 ところが、体幹に近づくと経絡はボケる傾向にあります。
ボケるだけです。なくなってしまう訳ではありません。
深く入り混むと言う表現が適切かもわかりません。 深く入り混んだ経絡は、途中でポコポコと表面に出てくるような形で反応が捉えられたり捉えられなかったりするのです。
脾経や胆経は側胸部を通りますが、このあたりは体幹では好発部位ですが、意外にも背中を通る膀胱経はところどころにしか反応がでてきません。 つまり、背部に鍼をしても、うまく当てないと効果を出せないということが理解できる訳です。
たい焼きのように、うつぶせになって鍼を背中に打って、上向きになって鍼を打つというようなやり方で効果をあげるのは逆に難易度が高いと言えるのではないかと思います。
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