迷いとスピード

 診断がうまくいかないのは、迷いがあるというのが大きな理由です。


だから診断にはスピードが重要です。知識や経験が一番邪魔をして迷いを生じます。

ブルースリーじゃないですが、考えるな。感じろです。また当てようとする意識や正解を求めてしまう心が迷いを生じさせます。 


触ったそのままを、そのまま表現すれば良いだけなのですが、学校教育で刷り込まれた必ず答えがあるはず・・・。人と一緒じゃないと不安

そんな気持ちが無意識に働きます。

行き過ぎた管理型の教育の結果から感性を押しつぶしてしまった訳です。 


感性というのは、感じたままです。考える暇なんてありません。誰がなんと言おうと自分が感じたままを感じたまま表現することが必要です。甘いものを食べて辛いとは言えません。また甘いものを食べた瞬間に甘いと感じるはずです。しばらくしてから甘いとは感じません。


感性とスピードは切っても切れない関係にあります。 ただ、それだけに忠実になることなのですが、思っているより、それに従えないことが殆どです。

それに従って刺激してみたら、意外にも効果が出たということが多くなります。 どこまでいっても入力と出力による変化の観察です。そこでは一般的な常識は通じないことも多々あります。 


ただ、人間は群れをなす動物です。誰かと一緒だと安心します。誰か(常識)に合わせようとしてしまいます。


正解はない。

正解を求めるな。


と強い決意がいります。かなり勇気がいります。

きっとそれが人としての根本的な要求だからじゃないかと思います。しかし、それを極限まで小さくすることは可能です。それを阻害しているのが今の教育なのかもわかりません。今の教育というより管理型の社会なんじゃないかとも思います。


御薗治療院

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