夏なのに、咽や鼻のあたりで緊張しています。風邪のような炎症反応があるみたいです。 六経弁証で言えば陽明の深さだったので、深いところに入っているのですが、本人は気づいていません。 主訴は腰痛です。 風邪は、気づかないだけで、体力が落ちたら一気に内部に入る可能性があります。その前駆段階として腰の痛みが起こっている訳です。しかし、腰よりも前頚部から胸の上部にある陽明の異常の方が強く、左肩がパンパンになっています。この状態で肩をマッサージすれば嫌気がさすほどだろうと思います。 そんな肩も顔面部に手をかざすと、それだけで肩も前頚部も圧痛がなくなります。 これだけハッキリ変化します。 この調整をするだけで腰の緊張の7割ぐらいがなくなります。 陽明病恐るべし!! です。 面白いことに右に水虚(水分不足)左に水滞という形で左右に虚実がわかれています。水滞は表層、水虚は深層にあるので、痛みは左に出ていますが、調整する必要のあるのは右側にある水虚です。 右骨盤内に反応がありました。 人間の身体は、バランスで成り立っているのだとわかります。
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