触診を理解する

セミナーに来てもらった女性

はじめてセミナーに来て頂いた鍼灸の女学生の方(20代ではありません笑)の感想です。 右手の母指の反りが、調整の後(手は調整していません)反らなくなったと後で見せてもらいました。 最初、手首の経絡を触診する話しをしていて、それを皆さんに見せようとしていただけなのですが治療になってしまいました。なんか周りからその期待感を受けたのかもわかりません。 なんとなく雰囲気でテーマにしていたことと違うことをやってしまいます。 触診は鍼灸ではとても重要なものですが、触診の方法を明確に示している人は少ないと思います。殆どが経験から編み出した独自のものだから教えられないと考えているからだろうと思います。それは違います。 しかし、触り方を変えれば感じるものは瞬時に変わります。それを知っているか知っていないかで触診の方法が大きく変わってきます。 もちろん筋力検査でも全く同じなのですが、その意味はやはり実際に会って伝えないと伝わりにくいと思います。感の良い人は映像を見ただけでもわかると思います。技術はいくらでも説明できますが、この感覚だけは味わう必要があるので映像だけではなかなか伝わりません。教えられるのは概念

御薗治療院

触診を理解するには絶対に時間軸を理解する必要があります。

私達の意識はどのような形で起こるのか?

そして、それを手なずける必要があるのに、技術ばかりに目が行ってセミナーショッピングを続ける人が多いのは本当に残念です。


基本を理解してしまえば応用はいくらでもできます。それが一番の近道です。

御薗治療院

身体と意識の不思議な現象を体験してください

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