漢方薬の話し

少陽病と少陰病

漢方には六経という病の入り方が掲載されています。六段階にわかれて、それぞれが入る場所とそれに対する症状がある。 みたいな感じで表現されています。 今回は現在、比較的多い例の少陽病について書いてみたいと思います。 病の入る場所が少陽病の場合、半表半裏といって背中側でもお腹側でもないところ、つまり、両耳の前後より脇下、季肋、脇腹、足に至るまでに入るとされています。詳しく言えば色々あると思いますし、専門的でもありません。漢方の中でも一般論としての表現なので、正しい正しくないと重箱の隅をつっつくつもりはありません。 ちなみに六経の順番は、太陽、少陽、陽明、太陰、少陰、厥陰と伝搬すると言われています。 六つの病の状態を示すのですが、少陽病は上から二番目(上記では左から二番目)の病の入り方なので、そんなに対したことはない病みたいに思われます。病状としては、往来寒熱、胸脇苦満(肋骨弓下の張った痛み)、口苦、口乾、はき気、食欲不振などがあらわれるとされています。 太陽病は頭頂より背中、脊柱、腰、踵のあたりで頭痛、悪寒、発熱、項背部痛などがみられるとされています。 一般的に風邪をひいた時の症状は、太陽病

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鍼灸と漢方は切っても切れない関係にあります。

病の入り方を研究するととても面白いことが色々発見できます。

それを調整すると一瞬で身体は変化します。

それがなくならないと変化が起こらないのでは?


と思います。

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身体と意識の不思議な現象を体験してください

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