蝶形骨は動きません。 しかし、触診をすると運動があるのではないかと思えるような動きが感じられます。 きっと、この動きを感じながら、蝶形骨が動いていると主張したのだと思います。 正確には骨は動かないけど、骨の周囲の水分の流れが良くなるのではないかと想像します。 ただ、臨床上、その動きが良くなると顔の形が僅かに変化したり、目が見やすくなったり、頭がスッキリしたり、肩首の凝りがなくなったりします。 それは紛れもない事実なので、動いたと主張するのではないかと思います。 脊椎でもそうですが、動かないように見えて、背骨の周囲の水分の流れは良くなることで機能があがるように思います。 たぶん、その鍵は僅かな毛細血管の流れや水分の流れ、神経の流れがよくなることによって起こる現象なのではないかと思います。
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