鼻水が垂れてくるような感じでグスグス言っている人でしたが、呼吸筋の反応を調べてみると面白い現象があります。
呼吸筋は大きく異常を起こしている訳ではありませんでした。
つまり安静時にはそんなに緊張はしていないということです。
若干の緊張はありますが主役ではありません。
それではどこが主役か?
首です。
首の筋肉の一部分(深度があります)に影響がでています。
つまり表面から深部までです。
これらの筋肉の一部分です。
この一部分のみが異常を起こしていました。
触診上は当然緊張があります。
この緊張が鼻や口腔の中まで反応がひろがっている感じです。
そして胸から腕の内側、下腿部まで影響がでています。
この筋肉を使うように左前に倒してもらいますが、私がその筋肉を止めるように頭を押さえました。
力比べではないですよ。
でも力も入りにくい感じが本人は自覚します。
この状態では筋肉が緊張する(収縮する)のをやめています。
これホントにおかしい反応ですよね。
なんで力いれているのに力が抜けるの?
緊張を止めるの?
筋力を低下させるの?
って思います。
力が抜けたら駄目でしょ?
それでも首は傾けられます。
つまり他の筋肉が代償して動かしているのだろうと予測できます。
しかし、これらの筋肉以外の筋肉が代償している訳ではなさそうです。
ということは、同じ筋肉の中で一部分だけが働いていない。
という状況なんじゃないかと考えられます。
一つの筋肉の何パーセントが働いていないとかが言えるのではないかと思います。
そうでなければこのような現象は起こらないだろうと思います。
もちろん、この反応を調整したら鼻水も止まりました。
一箇所の刺激で一瞬で止まりましたから間違いないだろうと思います。
本人は花粉症かな~?
って言ってますが違いますよね~。
昔なら鼻風邪やん!!
って思うんですけどね。
もっともっとシンプルに物事を考えたい。
呼吸ができにくくなっている。
首の緊張があって呼吸筋が弱っている。
だから鼻水がでた。
そう考えた方が合点がいくんですけどね。
そういう時代じゃ~ないんでしょうね。
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