足の第二指

かなりマニアックな話しなので、専門家でない人は飛ばして下さいね。


足の第二指の二番目の関節が腫れて痛い。

靴擦れかなぁ~?

関節が赤くなっています。


経路をたどっていくと面白いところと関係しました。

まず第二指って東洋医学でいうと胃経ですね。

当然胃経の経路には反応がありました。

様態は奇経です。

水の流れと関係するんですよね。


胃経が主治経かというとそうでもないんです。

これには腎経の影が・・・。

東洋医学は木火土金水で成り立っています。

万物は全てこの中に入るってことですね。


胃経は土、腎経は水

胃経と腎経は相克関係で対立する関係です。


人間の身体は左に傾けば必ず右に何らかの異常が起こります。

つまりバランスをとるということです。

異常なポイントには必ず裏側の異常があるということです。

この場合腎経の様態は経別です。


水と血の異常と捉えることができます。

これが、頸椎3番あたりで交差してます。

腎経はそんなところまで行ってませんよね。

正規の図ではそうなってます。

しかし、身体の反応はそこまで到達しています。

胃経も肩から背中まで放散していました。

しかも腎経は経別なので血と関係し深いところを通ります。


耳にも出るので、胃経の奇経様態と腎経の経別様態で表裏でバランスをとっているということがわかります。

経絡というか流れを気水血でおいかけていくと様々なポイントが関係しあっているのがよ~くわかります。


首を触れると足第二指の腫れがなくなり、離すとまた腫れがでてきます。

首を調整して痛みも赤みも一瞬で消えてきました。

身体ってホントに面白いですよね。


痛みのある場所だけがポイントと考えるとトンチンカンな答えしか引き出せません。

それは悲しいことですし、東洋医学の醍醐味をドブに捨ててるのと同じです。


御薗治療院

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