踵が腫れて押さえると痛い。
靴擦れのでかいような症状です。
レントゲンを撮ったら骨が変形していると言われたそうですが・・・?
そんなところの骨が変形するん?
よくわかりませんが、見た目はそんな感じで腫れています。
押さえると痛い訳ですから踵が悪いのは悪いと思います。
骨が変形したのかどうかはわかりませんが、循環不良があるのは事実でしょうね。
こういうところに鍼先を皮膚にあてただけで出血したりします。
ホントに触れるぐらいの刺激ですから如何に圧力が高くなっているかがわかりますよね。
鍼をあてて圧力を抜くと押さえても痛みがなくなります。
鍼治療のもっともわかりやすい効果ですね。
もちろん、その局所に鍼を刺して良い状態かどうかは診断しないと駄目です。
いきなりそんなことやっても駄目です。
観察してみると腫れている右足のアキレス腱は外側、左足は内側に緊張があります。
当然右の大腿後内側の緊張はありますが、腫れていない左足の大腿内側も緊張してます。
これって連動しているんですよね。
もちろんそれで終わりじゃありません。
腰も回旋運動が左へ回旋するとやりにくく、右回旋はやりやすい。
右肩関節も屈曲伸展がやりにくく、左はやりやすい。
右頚部の緊張
左下顎の先端、唇先端、鼻先端は緊張してます。
右は、後頭部後頚部が緊張してます。
このような状態でバランスをとって異常がでています。
それを理解しないと駄目です。
そこで治療するポイントは?
右膝の脛骨上部内側がポイントでした。
ええ~。
そんなにバランス崩れて、結局は足の近くの膝?
って思うかもわかりませんが、そういうものです。
膝を調整すると首から左足まで全部緊張が緩みます。
一箇所の刺激で緩みますから間違いないということになります。
そこで踵を調整する許可が身体からでます。
いきなり踵を刺激すると身体が受け入れ状態になっていないので反発します。
つまり痛いだけで効果がない。
こういう身体の関連をキチンと把握して治療を行えば最速で良くなるのにな~。
って思います。
本人に確認してもらうと硬くなっていた腫れもひいて痛みもなくなってきました。
これを繰り返して状態を良くしていきます。
腫れた場所だけをみていては絶対にわからないし良くすることはできません。
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