指が変形して痛い。
いわゆるヘバーデン結節という症状です。
ヘバーデン結節の原因はホルモンバランスにあるとも言われています。
これについては、あくまでも仮説だと思いますが更年期の一種と考える医師もいるようです。
原因が、ホルモン異常における割合がどれぐらい含まれているのかは考えないと駄目でしょうね。
全体を捉えないと良くならないとは思いますので、ホルモン異常は考えられます。
しかし、いきなりホルモン剤と言う話しは意味ないような気がします。
ホルモンバランスが良くなれば結節がなくなるのかというのも微妙です。また、なぜホルモンバランスが悪くなったのかを考える必要もあります。
症状を改善させることが重要なのですが、どうも焦点がずれているような気もします。
指だけに問題がある訳ではないというのは同意します。
実は複数の異常が考えられます。人によって様々です。
ホルモンでも全身に影響する下垂体の問題は可能性の一つとしてあるかもわかりません。
ただ、共通して言えるのは、鼻腔、咽頭が弱い人が多いように思います。
鼻腔は、下垂体にかなり近いところに存在していますからね。
咽頭から鼻腔にかけて広範囲の炎症反応があり、ズキズキやめるような状態で痛いという女性で調整すると、楽になり動きやすくなりました。
ところが、半日後、耐えられないような痛みになったそうです。
ええ~?
って思いましたが、しっかり見てみると、口腔から咽頭の反応に変化しています。
なぜ?
って思ったので、何か変わったことをした?
というと歯医者に行って詰め物がとれたので掃除して帰ってきた後、痛みがでてきたというのです。
なるほど・・・!!
って思いました。
炎症反応があるので、風邪をひいても症状が悪化する場合があります。歯医者に行って掃除をすると一時的に炎症反応が強くなって、痛みが出ることがあります。
そこで保冷剤を使って、歯の治したところを部分的に冷やしてもらうように指示すると冷やしたとたんに気持ちよくなって寝られたそうです。
朝には痛みは動かした時の痛みだけになっていました。
歯の治療が悪い訳ではなく、現時点ではなく、過去や未来からの時系列の反応でとれきれていない咽頭か口腔粘膜の異常があったのだと思います。また、それが持続的なストレスによっても粘膜が刺激され続け弱ることがあります。
慢性的な炎症には膵臓も関係することがあり、リンパ管系の部分的な「熱」反応が点在していることがあります。
ということから全身症状というのは様々な見方が必要ということです。
単純にホルモン異常が原因→ホルモン剤
精神的な問題→抗うつ剤
炎症→解熱鎮痛剤、抗生剤
という訳にはいかないでしょうね。
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