経絡や穴は、このような概念の延長線上にあるということを理解していないと経絡や穴の本質はわかりません。
まずは実際に触れる物や実際に見える物をベースにして経絡や穴を議論していかないと、とんでもない理論に発展します。この触診ができれば経絡を触診するのは本当に簡単で実際に在るんだと実感できます。
中には鍼灸でもカイロ等の手技を行う人もあると思いますが、動きと経絡をつなげて触診したり動かしたりする人は少ないと思います。経絡は経絡しか見ないし、骨や筋肉は、そのことしか注視しないことが多いと思います。アプライドキネシオロジーでは穴という形で捉えていますが、もっと全体的に捉え、それを触診できる技術というのが必要だと思います。
それがわかるようになると経絡や穴が変動しているのが見てわかるようになるはずです。
鍼灸師の中にも経絡や穴を否定して考える人もいますが、それも動きの本質や微妙な動きが理解できていないからだと思います。もっともっと当たり前にわかることに注意を向けてからステップを踏んで経絡や穴を実感しながら経験を積んでいけば良いと思いますが、そういう教え方をする人は少ないようです。
もちろん続きます。
0コメント