スワイショウをやってると気がつくこと

スワイショウをやっていると気がつくことがあると思います。それは右に手を振った時と左に手を振った時では違いがあるということです。 

どのように違うかというのは人によってそれぞれですが、右は抵抗感がなく、左は抵抗感があるとか、その逆であったりします。 

昨日お話ししたように、下半身を固定してスワイショウを行った場合、手の振りは小さくなると思いますが、左右差は逆に強く感じると思います。胸椎の回旋は肋骨に阻まれているので、基本的には回旋しにくいのですが、右と左で大きく違う場合もあります。 

これは何を意味しているかといえばバランスが悪くなっているということです。しかし、安心してください。この方法をやって左右差がない人はほとんどいないと思います。

もし、左右差がないと思ったら手の力をどんどん抜いていってください。 いつのまにか手に力が入り足や腰が動いていたことに気がつくと思います。

それと同時に首の動きが問題です。頭は真正面に向けて行わないと左右差を感じることはありません。 これが代償運動と言って首の動きで胸の動きを補助してしまう運動です。

代償運動を行うと左右差を感じにくくなります。必ず頭は真正面を向いていてください。 

真正面を向くことと、足腰を動かさないということを同時にやると、胸椎回旋の左右差が分かると思います。        

自分の身体を知ることがとても大事だと思います。是非試してみてください。