エラー処理コードを身体と脳に送る為には、認識が必要です。
どんなプログラムが実行されていて、どのような状態になっているから、どんなエラー処理を書かなければならないかをわかっていないとエラー処理文はかけませんし、送ることもできません。
その為にできる限り観察をします。 CTやMRIを使って身体の中を除くことはできませんから、器具を使わなくても必ずわかることからはじめなければなりません。
例えば、首を左に捻ってみる。手首を反らせてみるというような動きから何を見つけていくかということをしっかりやらなければなりません。誰に教えてもらった訳でもないし、誰もやっていないことなので、一つ一つ自分自身で確認していくことは、本当に長い年月がかかっています。 自分でも、もう少し早くならないかなぁ~と嫌になる程です。
私がやっていることを魔法のように言う人もいますが、どんなプログラムが実行されているかをできるだけわかる範囲で見極めているだけです。魔法でも何でもありません。
それに対してどんな作用をして、どんな問題が起こっているのかをできるだけ明確にしていく努力を毎日続けているだけです。
それでもわからないことが沢山あるのが人間の身体です。思わぬ判断ミスも起こります。 私がもし、一瞬で何でもわかってしまうような能力を持っていたら、きっとこんな文章も書けていませんし、飽き性の私は、仕事をやめているかもわかりません。
できないから面白いし、できていないのをわかっているからやり続けられるのです。目標はあっても、その目標に到達し、一歩でも近づく努力を日々続け、その結果、ある程度のところまではわかるようになってきたというだけです。しかし、一番私が大事にしているのは、できるようになる過程をキチンと腑に落として、人に説明できるようになることです。もちろん、頭で理解させるのではなく、実感で理解させることです。
その為には簡単なことでも自分自身は10倍はわかっていなくてはなりません。 難しい話しや科学的な例え話で説明するのではなく、一般の人にも感覚でわかってもらえるようにすることを目指しています。そうでなければ、わかってもらえない人が一杯いると思うからです。
難しい話しは、それができる人に任せておけば良いと思っています。また人は、頭でわからせても、実感がないと、直ぐに忘れてしまいます。どんなに頭の良い人でもそうなります。しかし、実感し感動したことは忘れません。
それを証明しているのが、今のウィルスやワクチンの問題です。頭でわかっていることと行動とが一致していない現象が起こっているのはあきらかです。頭だけで物事をわかったようにしている人はホントに要注意だと思います。
皆さんにも人間本来の能力を知って自分でなんとかできるようになって欲しいと思っています。 凄いと言われるような人間には絶対になりたくない。 自分だけがわかっているようなら単なる自己満足です。そんなことに興味は全くありません。
それより自分の身体に注意を向けたことすらない人が、ちょっとでも身体って面白いなぁ~。って思ってもらえたことの方が私の一番の喜びです。
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