漢方薬を手に置いた時と同じ作用をテープに気を転写して効果を出すことができます。
キネシオテープに漢方薬の気のみを転写するという方法です。それを貼ってもらうと、体重をかけるのも楽になり足も軽くなって、目も見やすくなったみたいです。
気が存在するというのなら、こういうことができる必要があるはずです。「気」は目には見えないものであり、人に見せられるものではないですが、不完全であっても現象を通して存在をあきらかにしていく努力は必要だろうと思い挑戦し続けてます。このような現象をプラシーボと言い切ってしまう人がいると思いますが単にできない人の都合の良い言い訳です。
漢方薬の気が作用した場所は変化がありましたが、背中に一部異常反応が残りました。これもとても大事なことです。全てが良くなると言っていません。どのあたりに作用し、どのあたりには作用しないのかが明確になっていなければなりません。術者が想像した以上の効果が広範囲に出る場合もあれば、かなり限定的にしか出ない場合もあります。これをできるだけ予測どおりに変化させることができる必要があります。最終的にはやってみないと結果はわかりません。
プラシーボを扱えないと「気」は扱えません。「気」は何かというのは、現象を見せれなければ形のないものなので伝えることは不可能です。特殊技能でもなんでもありません。誰でもできることです。なぜなら情報の操作だからです。言葉を相手に伝わるのと同じように言葉ではない情報を相手に伝える技術です。
残った背中の異常に対して金粒を手に貼って調整してみました。それで背中も軽くなったようです。無駄に揉んだり叩いたりしなくても、その人の身体に合う刺激(情報)を与えればしっかり変化してくれるということです。物理療法だけが刺激ではありません。
やっぱり身体は情報でできていると思います。情報が全てなんじゃないかとすら思えます。その情報を書きかえない限り身体は変化しないのではないかと思います。知らず知らずのうちに情報が書き換わったのではなく、意図的に情報を書きかえることこそ、「気」を扱うということなんだと思います。
それがなかなか難しいのは事実です。しかし、難しいからこそやり甲斐もあります。物理療法として鍼灸を見るのか情報として鍼灸を見るのかで術者の質が大きく変わってきます。
まずは体験することです。
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