触診をする時に重要なことは、耳で聴くということです。
身体の反応を耳で聞くことで、その状態を知ろうとすることができます。 触診は指先の感覚に集中してしまいがちですが、身体全体で探らないとわかりません。
身体全体で探ろうと思った場合、耳で聴くことが大事になってきます。
試しに耳で聞く姿勢で触診を行うと今までわからなかったことがわかるようになったりします。 姿勢も大事ですが、姿勢は探ろうとした結果そうなるのであって、探ろうとしていないとならないので姿勢だけを気にしても上手くはなりません。
矛楯しているように思うかもわかりませんが、探ろうと思った結果そうなったという姿勢が一番大事です。指先で感じようとするのではなく耳で聴こうとすることで、より深く触診ができるようになります。
聴こうとする意識で触診するということです。
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