触診法6

自分の身体の経絡を触診することで経絡現象を知る手がかりになればと思いながら、朝の散歩をしていると、左手の肺経が妙に引っかかるのを感じました。


特別風邪のような症状はありません。 ただ面白いことに肺経が優位になると大腸経の反応が下がります。これは同側の大腸経は陰側である肺経とバランスを取り合っているのかもと思える現象だと思います。 そこで右手の肺経を触ると反応がありません。ところが右側の大腸経は手首のあたりでしっかり反応を捉えることができます。 


陰と陽の関係にある大腸経と肺経は左右でバランスを取り合っているというのがわかります。 この現象は私の身体だけにあらわれたものではなく、他の被検者にも同様の反応が出ることがあります。 


この現象を観察して数日たったとき、左手の肺経は反応が少なくなって大腸経に反応がでてきました。その後下痢したところをみると、やはり、風邪の前兆だったようにも思います。

風邪は万病の元ですが、肺経から入って変化していくのだとわかります。時間の経過と共にその変化を知ることができれば、状態のバロメータにもなりえます。


御薗治療院

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