触診は、検者側の姿勢や意識によっても違う結果になるということがわかってきました。
それは自分自身の手の三里を押さえてみてもわかります。頭で感じようとした場合と下半身で感じようとした場合は、自分の手三里を押さえても感覚が違うのがわかります。
この方法についての詳細は、オンラインサロンにて公開していますが、そんなことで違うのかと思う程です。それでは同じ結果にはならないというのがよくわかります。
これは本当に面白い現象が起こるんだなと思います。もし、それが本当なら、術者が触診時に意識する場所を変えることでも感覚が著しく変化してくるということがわかります。
触診の下手な人が触診を行っている姿をみると足が棒立ちになっていたり、肩に力が入っていることもわかります。そういう状態だから情報を引き出すことが難しいのだともわかります。
触診の問題は患者にあるのではなく、術者自身にあるということです。単にやり方やテクニックを変えても、うまくいくはずがないということです。
セミナーショッピングをされている方は、この事実をしっかり受け止めて頂くことが大事です。
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