温煦作用は夏でも低下します

夏に温煦作用が低下するとは思っていないかもわかりませんが、部分的に温煦作用の低下は起こります。

固摂作用と温煦作用の混合

温煦作用というのは夏場にあまり問題にならないと思うのが常識的な考えかもわかりません。温煦作用も部分的に弱りが起こっています。 普段、首の強烈な凝りの為に来院してもらっている方ですが、当院に来られてから極端な緊張はなくなり、体調も良くなったそうです。(本人談) それでも緊張がなくなった訳ではありません。症状がなくなっただけです。左側は、症状がなくても緊張はしています。軽く触ると、奧の緊張があるのを確認できます。 通常、この方を治療しようと思ったら、深くて強烈な刺激をしたくなると思います。それぐらいカチカチなので、ねじ伏せようとするはずです。しかし、軽く触れる程度だと、何が問題なのかが自然にわかりますし、一筋縄ではいかないというのもわかります。 温煦作用の弱りが、血管系の経路と同調して存在し、体表面の異常ではないと直ぐにわかります。面白いのは、固摂作用は左の後頚部から左背部にあるということです。前が温煦作用の弱り、後は固摂作用の弱りで異常な緊張を起こしているということです。 深く異常が起こっている場合は、これらの枝葉の異常を中心に治療をすると、あちこち異常反応が飛び火します。そこで全身に影

御薗治療院


全体と部分をわけると異常反応部位は大きく変化します。

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