腰痛って様々な腰痛があるんですよね。

腰痛は様々です。

ギックリ腰のような立てないような腰痛もあります。

しかし、大半は重いような違和感がある痛みです。

長く苦しんでいる人が多いというのが特長ですね。

足や腰に問題がないからこういう方ってなかなか良くならなかったりします。


診断してみるとやはり風邪の反応が強くでています。

しかも深い風邪ですね。

何週間、何ヶ月前にひいた風邪をひきずっていたりします。


右の痛みを訴えていた方が、腰より右の咽頭や鼻腔の反応の方が強烈

なんてことがよくあります。

風邪は万病の元です。

風邪といっても口腔の慢性炎症であったり鼻腔の慢性炎症であったりします。


顎の周囲、鼻の周囲を触れると皮膚緊張がでてます。

鼻を軽くタッピングすると骨に響く感じがあります。

耳たぶ周囲を軽くつまんで皮膚を回転させるようにすると緊張感がでます。


側頭部の皮膚がカチカチになっていたりします。

腰痛が緩和されてもこういうところが緊張しているとまたぶり返したりします。

慢性炎症があること自体、どこかの関節を傷めてもおかしくない状態ですからね。

だからこの慢性炎症が良くなるような処置をしてあげないと駄目なんです。


鼻腔、口腔の慢性炎症は精神にも影響します。

精神って心だと思っている人があったら認識不足ですよ。

心は身体です。

必ず頭蓋のどこかに何らかの問題がでてきます。

前頭部にでる場合、後頭部にでる場合、側頭部にでる場合

これらはストレスによって引き金をひかれますが、ストレスは単純に刺激です。

刺激に過剰反応する状態があるから身体に変化が起こる訳です。

それはその人の過去の記憶であったりします。

いわゆるトラウマというやつですかね?

言葉にするとそんな感じです。


腰痛患者さんがこのような慢性炎症を抱えている人は多い。

だから慢性腰痛の場合ストレスが原因とか言われる訳です。

でもストレスは引き金にしかなりません。

過剰反応する状態をなんとかしないと・・・。


私が腰痛の方の頭蓋あたりをよく触るのはそういう理由もあります。

もちろん、それは優位診断しますよ。

腰に異常反応が強い場合は腰から攻めます。

足から攻めます。


常に一定ではありません。

だから学問ではどうすることもできない訳です。

直感が大事です。

そして刺激する順番を間違えると効果ないんですよね~。

それが不思議です。




御薗治療院

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