今日は一般の定期勉強会の日です。
お知らせのとおり、MBR法を使って身体の緊張をとる講義を中心にしていきたいと思っています。
MBR法は単なる緊張緩和法ではありません。
心と身体をつないでいる記憶にアクセスし、初期化する方法です。
いわば身体に残っている異常な記憶を消去する記憶のフォーマット(初期化)です。
その人の体つきは、その人の過去の記憶の結果です。そう言っても過言ではありません。
それは小さい時に親に怒られた。
その時に肩があがって萎縮したというような経験があったりします。
その経験は心に作用するのではありません。
身体に記憶として残るのです。
記憶と言っても頭で記憶するのではありません。
身体全体で記憶するのです。
皮膚の研究がすすんで皮膚にも脳と同じ作用があるといいます。
皮膚や筋肉が記憶する記憶のことを言っています。
最初は小さいことだったのだろうと思います。
しかし、その小さい動きが癖になって一定の動きをする。
それが当たり前になる訳です。
身体に居ついた状態になっているから、癖になっていることすら気づかない。
これが身体に残る記憶です。
ある意味この記憶がないと自転車にも乗れません。
スポーツもうまくなりません。
一日自転車に乗らなかったら乗れなくなってしまいます。
だから怪我をかばってはいけない。
腰痛をかばってはいけないのです。
かばうことで居ついてしまうと腰痛から逃れられない。
腰痛から逃れられないと精神が影響を受けます。心がへっぴり腰になるのです。
逃げ腰というやつですね。
このようにして基本的な精神が形成される訳です。
基本的な精神は身体に居ついた記憶だといえます。
MBR法は、これを解放する方法の一つです。
やり方は簡単です。
これをやってみると身体の動きが当然良くなります。もちろん痛みもなくなります。
こんな簡単なことで?
と思うかもわかりません。
でも事実です。
変な癖が居ついたら余計に片寄って悪くなります。
それがスポーツでいうスランプであり、下手くそがうまくなると言う状態です。
身体だけが悪くなるのではなく心が捻れたり片寄ったりします。
心が片寄ったり捻れたりすると身体は絶対に真っ直ぐ動きません。
スポーツで相手に勝つことばかりを意識していると身体だけでなく心まで捻れてきます。
スポーツが心身の鍛練になるためには意識を集中させなければならないのです。
よくスポーツ選手がインチキをして捕まったりしますよね。
あれって身体の悪い癖が顕著にでて心が歪んだ結果だと思ってます。
ドーピングなんて正にそれです。
そうなったら自分では止めたくても絶対に止められません。
また年をとると心が閉鎖的になったりします。
最近よく言われるうつ症状なども同じ作用です。
鞭打ちも同じですね。PTSDも同じ現象が起こっています。
これらも全て身体が居ついた結果じゃないかなと思ってます。
身体を解放しないと何もはじまりませんよ。
講習会でワイワイとみんなで実践してもらいながら身体と心の捻れをとってみてください。
そんな講習会はなかなかないですよ。
次回は4月16日です。
お早めにお申し込みくださいね。
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