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パーキンソン病4

この方は突出歩行が顕著でしたが、更に問題がありました。 それは声が出にくいということですが、この原因はやはり肺の問題があるだろうと誰でも想像はつくでしょう。 しかし、それだけでは駄目です。 何度も書いていますが、単なる肩凝りや腰痛であっても、必ず複合的要素があります。一つの症状は何の変哲もない症状ですが、その症状と他の変哲もない症状や片寄った動きが加わると特長的な症状になったりします。 パーキンソン病は大脳の下にある中脳の黒質ドパミン神経細胞が減少して起こると言われています。ドパミン神経が減ると体が動きにくくなり、ふるえが起こりやすくなりますが、なぜ減少するのか理由はわかっていません。 つまり本当の原因はわかっていないのです。 それでも動きのリズムが崩れたり、筋緊張が強くなったりするという症状は事実なので、それが何の原因かを探っていく必要があると思います。 3回目の来院時には、突出歩行は、ある程度わからなくなり、杖をつかずに歩いていました。足踏みもスムーズです。でも治っている訳ではありません。まだまだ、動きが普通とは違います。ただ歩行がある程度スムーズになったというだけのことなので、こ

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