最初は、杖なしで歩けない。重傷度5段階のうち、4度の重傷度と言うことになりますが、足のリズムを取り戻すことで動きに連動性ができて歩行がスムーズになってきたようです。 二回目の調整では、足踏みをするテスト行ってみました。 これがなかなか転倒しそうで見ている方も怖々です。 転倒したらと思うと怖いのですが、後と前で見守りながら転倒しても大丈夫な状態でやってもらいました。 これは胃の調子をできるだけあげる処置をしてみました。胃の経絡は腹部を通って、足の外側を通ります。しかし、その理由で胃を狙ったのではありません。胃の熱があったのを辿ると、自然に胃経の経路に相当し、足にも影響が出ていたというだけです。 一般的には、経絡の走行を考慮して治療をしたりしますが、私はそういうことをできるだけ行いません。東洋医学の概念も単なる知識であり予測の域を出ませんから、予測は思考や経験に左右されます。どうもこれを調整すると足踏みにリズムがでてきて、つんのめってしかできなかった足踏みが徐々に身体を起こしてできるようになってきました。 なるほど、胃の調子が実際に歩いた時のリズムと関係しているのではないかという仮説にたど
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