手足の指先には12経絡の末端があります。 それだけを考えても手足は重要で基準になっている可能性が高いと言えます。また指の末端は、はじめての方でも経絡を触りやすいという特長もあります。 内外反の足首の動きがうまくできない人は、足の指先で動きをカバーしようとしてしまうというのは何度も解説したとおりです。これは自由度の高い指先から無理やり足首を動かそうとした代償運動のあらわれです。 それでは指先から起こる運動は代償運動になるのか? こののことも考えてみましょう。 以前にも書いたことがあると思いますが、片手の指先を5本同時に曲げることはできないことを実践してもらいました。 もちろん、早くなら見かけ上、同時に曲がるように見えています。しかし、これはあくまでも見かけ上です。 ゆっくり、第一関節から順番に5指同時に曲げていってください。 これがそうとう難しいというかできません。 見かけ上同時に曲がっているように見えるだけで各指は単独でしか動かせないようになっています。しかし、それをできるだけ同時に曲げようとするとどうなるか? 足腰に力が入るのを感じと思います。 手を曲げているだけなのに足腰に力が入る
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