力を使わない力

力を使わない

力を使わないということはどういうことかが最近のテーマです。 力を使わなければ動かせません。 僅かな動きでも力はいります。 だから完全な脱力はあり得ない。 指先でキーボードを打つだけでも指を上げる力は使います。 しかし、指をあげているという力は意識的には使っていません。それでも意識すれば指をあげているという感覚はあります。 力を使わないというのは、いつも使っている力ではない力があるのだと思います。 これは知覚と運動の絶妙なタイミングによって起こる現象なのかなと思います。タイミングがズレたまま、力を使い、それが連続すると力を使わずに事をなせるのかもわかりません。 山で滑落して、骨折したのに痛みはなく、救助に来たヘリコプターを見た瞬間から激痛になったというような話しを聞いたことがあります。目的と、その目的に必要なこと以外は排除するということですが、感覚や知覚は、意外にも排除できるように作られているのでは? 力が抜けた動きというのは動きが綺麗です。 しかし、力の入った動きはぎこちない。 所作の綺麗な人は力が入っていないで型を作る。 要点だけが型であって、型で所作をしない。 そういう時にこそ綺麗

御薗治療院

力を使わないで事が起こっていく状態というのが存在します。

しかし、力を使わなければ事は起こりません。

矛楯していますが、そういう事の起こり方が存在します。


これをよく考えないと相手の身体も自分の身体も変化させることはできないのではないかと思います。

最近のテーマです。

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身体と意識の不思議な現象を体験してください

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