静止することと運動は同じです

解剖学的肢位の意識

車にはデファレンシャルギアという機能がついています。 左に曲がろうとした時、右側(外側)のタイヤの回転数は左側(内側)より多くなります。 そうしないとスムーズにコーナーを曲がれません。それを吸収する機能がデフと呼ばれるデファレンシャルギアの機能です。 この機能はコーナーを回る時に起こる内外輪の差を吸収する機能ですが、人間も運動する時に同じような働きをしていなければなりません。つまり遊びがあるということです。人間の身体も膝にロックがかかったり足首を固定されると、膝が伸びきって上手く運動されない状況になるのと同じです。 運動は遊びが大事です。 その役割を果たすのが距骨と呼ばれている足首にある骨とその周囲の関節なのではないかと思います。しかし、デフの働きは、コーナー時に発揮される機能であって、静止した状態の時に、この機能は必要がありません。つまり静止した時には、この機能は働かないことが前提です。 遊びは負荷がかかった時にしっかり働いて、負荷のかかっていない時は働きません。 解剖学的肢位は、遊びを無視しキチンと基準にあって静止できるかどうかを検査するのに役立ちます。静止位置がしっかりしていると

御薗治療院


運動はできるのに静止することはできないということはありません。

運動が出来るということは、うまく静止できるということです。

うまく静止する為には、自分がどういう静止位置なのかを知っている必要があります。


これを知っているか知っていないかで大きく変わってきます。


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