学校で筋肉を学ぶと、何々筋はここにあって、作用は、何々で・・・と習います。 これを疑問に思わない人は多い。 というかそういうものだと思ってしまいます。 疑ったり疑問に思ったりすることがありません。 筋肉の動きをエコーで観察すると、ちょっとした動きで筋繊維が微妙に動いているのを観察できます。 上腕二頭筋の作用は、肘関節の屈曲ですが、見た目には動いていないぐらいの僅かな動きでも部分的に活動しているのがよくわかります。しかも、その筋肉全体が縮むのではなくかなり限定的で段階的です。 ゆっくり小さく動かすというヒントは、このような観察からもきています。 筋肉全体で動くのではなく部分的に動いて、それが方向性を決めているみたいです。 だから肘関節屈曲の作用筋は上腕二頭筋だと記憶するのは間違いです。 身体を意識的に動かすことができてこそ目的を達成することができるはずです。病的になってくるとこれが上手く動かせなくなります。別にパーキンソンのような病気になっていなくても、普通の若い子でスポーツを毎日している学生でもそうなります。 ゆっくり小さく動かすと自分の動きがどうなっているかがよくわかります。 観察し
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