肩が痛くて・・・

手が上がらない。

五十肩とはちょっと違います。

五十肩の場合は完全に固着化してしまってます。

ある程度時間をかけて全方向に動かしていくことが重要です。


普段から腰の痛みを訴えて病院通いをしている方が1ヶ月ほど前に肩を捻ってから痛い。

注射も薬も色々やったけど治らない。

ある程度の痛みはとれたけど治らない。

ということで来られました。


よく見てみると鎖骨内側下で胸骨に沿ってリンパ管の炎症反応が確認できました。

これも科学的検査法でわかったものではないので証明はできません。

しかし、指先でそこを軽く触れると手があがってしまう。

次に手を触れないで上げてもらうとあがらない。

そんな状態なので確定しました。


使う穴は外関と三里のみ

これで良くなるというのも鍼灸の概念からは外れています。

元々は歯茎等の歯周組織からの炎症がリンパ管に飛んだかなと思います。

ザクザクして寝られない。

みたいな症状もあります。

一回の治療で緩解して手があがるようになって楽になりました。

ただ今後も観察を続けていかなくてはならない症例です。


注意事項があります。

とても簡単なことです。

鍼灸の治療をして良くなったのか自然治癒して良くなったかは時間を見ればわかります。

治療後、数秒で変化したのなら自然治癒とは言いません。

そんなこと誰でもわかりますね。


でもこの症例ではエビデンスはとれないです。

だって他の症例も外関と三里だけなんです。(笑)

刺激量が大事とか刺激部位が大事とか言っているレベルではないので、これを科学的に説明しなさい。

と言われても困ります。

でも良くなることは事実なんですよね。

他の人が同じことをやっても同じ結果にはなりません。

だからエビデンスはとれない。

心理的なものとも言い難い。

でも良くなる。

これが事実です。

御薗治療院

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