帯状疱疹は風邪などが原因で抵抗力が低下した時にでやすくなります。
高齢の方になるとなかなか治りにくく瘢痕が残ったりします。
若くてもなりますので風邪をしっかり治すというのは一つの予防です。
典型的な帯状疱疹で来られた方ですが、身体の反応を診ると胃と関係がありました。
そこには元々あった風邪が残存していたようです。
東洋医学的には陽明病の反応でした。
風邪が大動脈の下行部の胸部から腹部にかけて反応がありました。
神経に存在するウィルスですが、原因はこのあたりからくるみたいです。
原因の場所を特定するとそれだけで治療効果はあがります。
そこから筋肉の緊張や内臓への負担が起こっている訳ですからね。
帯状疱疹は結果だということですね。
これを調整すると痛みが楽になり皮膚も筋緊張も良くなりました。
よく問診してみると帯状疱疹になる前の週に風邪をひいていたそうです。
風邪が落ちついてからでてきたみたいな感じですね。
もうかさぶたになってきているので病後だと思いますが、風邪が治りきっていなかったのだと思います。
たぶんその前からストレスがあったりして身体の抵抗力が落ちていたことは間違いないでしょう。
そうでなければ長引く風邪をひくはずがありません。
高齢になって大動脈が破裂したりするのもこういうことが原因で起こったりするんじゃないかなと思います。
風邪は万病の元と言いますが本当にそうですよね。
色んなものに変化しますからね。
今風邪をひいたという人が結構います。
こんな時期に風邪をひく人が多いのかわかりませんが夏風邪は深く進入しやすいので注意が必要です。
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