シンスプリントっていう症状があります。
なにそれ?
って思う人もいるかもわかりませんが、過労性脛部痛というのが日本語名みたいです。
要するに足首の上の脛骨って骨が過労で痛いっていうことです。
過労ってなに?
同じ距離を走ったり負荷をかけると同じ痛みになるの?
違うでしょ。
これとよく似たのが疲労骨折。
疲労骨折は人と競走馬と飼い慣らされた犬しかならないそうです。
疲労して骨折する訳です。
つまり脛骨の下部に常に力がかかりつづけた状態がその裏にはある訳です。
疲労という言葉で騙されやすいのが使い過ぎ。
というイメージです。
同じように使っているのになる人とならない人がいるということは使いかが同じでないということです。
休めれば治るのか?
治りません。
一般的には、シンスプリントは運動制限させます。
温熱をしたり全身の筋肉のストレッチを行います。
持久力を養うために心肺機能があがるような運動をするらしいです。
そしてお決まりの筋力アップ。
全くわかってないような気がします。
疲労するような動かし方をしたのは誰?
本人です。
その本人はどんな思いで運動をしたのでしょうか?
だいたいシンスプリントを起こす場合、大会前とか大きな試合がきっかけになります。
つまり精神的緊張とも大きく関係がある。
そして、その緊張はどこで起こっているのかを知らない限りいくら運動制限しても問題は解決しません。
ある例の子はシンスプリントを起こしていた同側の頸椎1番の異常でした。
顎関節も関係していました。
それで問題解決。
走れます。
精神的緊張があると食いしばりも起こりますよね。
もちろんおこらない子もいます。
手の動かし方が悪くてなることもある。
手に汗握るってありますが、手も精神と深くかかわっています。
足の悪い高齢者の方も必ず手がパンパンになってますからね。
足が不安定なので手が緊張するようです。
個人差はあるけどだいたい上半身の問題がかかわってくることが多い。
つまりその問題を解決しない限り痛みはぶりかえしたり、続いたりする訳です。
運動制限しても何の意味もない。
その緊張を解くのに僅かな力しか使わなくていい。
触れるぐらいの力で十分です。
それでも痛みを感じたりする子もいます。
身体の動きと精神はとても面白い関係がありますね。
そこを調整しなくてはね。
0コメント