わかっちゃいるけどやめられない。
ってことが沢山あります。
アルコール中毒の人は、アルコールが身体に悪いと頭でわかっていてもやめられませんよね。
あれをやめさそうと思ったら相当な努力がいるはずです。
結構精神的なことが引き金になっていることが多いようですからね。
感覚というのは常に知識の上にあります。
どれだけ知識が増えても痛いものは痛いです。
論理的には痛くないはずだと思っても痛いものは痛い。
だから頭だけでこうこうこういう訳でこうだからこれをやめなさい。
と言っても絶対にやめません。
もし何かを無理やりやめたりするとその反動が必ず起こります。
だから食事指導は難しい。
やっぱり本人に味わってもらうしかないんだと思います。
味という感覚ですからね。
何食べてもいいからゆっくり食べる。
とか味わって食べるようにするとかね。
もちろん強制ではなくです。
そして自分の身体に必要なものかどうかを感じとる。
それしか方法はないのではないかと思います。
そのためにも心を落ちつかせることが大事です。
その心は身体と連動している。
だから身体を動かせるようにすることがとても大事なのです。
感覚の問題なのですから感覚でしか修正できないように思います。
きっと本人はそれでないと腑に落ちない。
頭で考えて無理してやめても必ず元に戻ります。
同じやめるにしても、この食材はこれこれの臓器に悪いから・・・。
というようなやめ方は最悪です。
大好きだけど頑張ってやめる~!!
この方がいいんだから頑張って~
私達が応援しているから頑張って~!!
これって頑張ることが癖になってね~って言っている訳ですよね。
感じるな!!
って言っているようなものです。
感じることに頑張りはいりません。
この方が美味しいよ~
食べてみ~。
です。
頑張らなくても叩かれたら痛いでしょ。
なんの努力もいらない。
それを理解したら何が自分の身体に合うのか合わないのかがすぐわかるようになると思います。
世間の常識、科学の常識に逆らっていてもです。
だから身体の感覚をなるべく正常に近づけることを工夫する。
身体を変えなきゃ感じることも変わらない。
外で食べる食事は美味しいと感じませんか?
私は海がだ~いすき。
海に行くだけで気持ちよくなる。
海に行っておにぎり食べると美味しいと感じる。
どんな高価な食べ物より海で食べる食事はホントに心から美味しいと感じる。
それは理屈ではありません。
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