肩関節と肋間筋が関係するということを書きましたが、これは呼吸とも関係があるということを意味しています。
つまり呼吸が弱り、風邪を罹患することで咽や鼻等で炎症が起こった結果、肩に影響を及ぼした。
ということがありえる訳です。
だから内外の肋間筋はよく見て照準を定める必要があります。
呼吸で一番関係の深い筋肉はなんでしょう?
そうです横隔膜です。
当然横隔膜にも影響があるのです。
図のように影響がでていました。
右横隔膜の側面と後面
左横隔膜の後面にも影響がでていました。
呼吸をした時に不完全な呼吸になってしまうということを意味しています。
これが風邪を罹患しやすい状態となっているということですね。
図で見るとわかりますが、横隔膜はみぞおちあたりにあり、呼吸と共に上下しますからかなり大きな範囲で身体に影響を及ぼします。
当然肋骨下部を軽く触れると張りを感じます。
肋骨にも影響するのでこれが肋間筋や大胸筋を刺激し、三角筋や上腕二頭筋を傷める結果になる。
ということですね。
肩関節は内旋した状態になりますが、この方の場合は、三角筋の一部がやられていたので肘を脇から離すことが逆にできない状態になっていたということです。
どちらにしろ正しく動かして循環をよくしてあげることが最優先です。
気持ちを焦らず落ちついて動かすことですね。
呼吸とも関係しますのでゆったりした呼吸を心がけることも効果的です。
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