母指、肋骨、少陽

母指と肋骨、肺と少陽

右の肋骨が痛いという例でした。起きあがる時も痛い、手をあげても痛い。息をしても痛い。 まるで肋骨骨折のような痛みです。しかし、打撲した覚えもなく徐々に痛みがでてきたという感じです。 反応をみてみると、右手の親指から手首にかけて局所経気がでています。痛みのある肋骨には局所経気はでていません。 ここが面白いところです。 「血」「熱」の反応であり、少陽の反応がでていました。「血」の反応は手首に強く、「熱」の反応は母指先に強くでていました。少陽は手首から指先にまたがるように出ています。あくまでも局所経気ですが局所経気は複雑です。 局所経気は難しいし複雑です。 親指のDIP関節の遊びを観察すると屈曲に内旋の遊びが起こっています。通常は外旋の遊びですが、逆になっているということです。この状態は指にも大きなストレスがかかります。わずかな遊びであっても全体からみると大きなストレスになるようです。屈曲時、内旋方向に遊びを作ることで母指が曲げやすくなります。示指も同様でしたが、他の指先は大丈夫でした。 母指の関節でいけば、MP関節もCM関節も逆回転の遊びが起こっています。あとは、舟状骨も橈骨も遊びの異常が

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母指と肋骨は関係する。

という話しがあったとします。この記事をみると「へぇ~」ってなると思います。

専門家がみたらなるほどと思うかもわかりません。

しかし、確率論で言えば少ない例かもわかりません。それでも楽になったとしたら?

肋骨に湿布貼っても楽にはなりませんよ。


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