力を抜く力というのがあります。
力を抜くための力ですね。
肩が緊張してます。
肩が緊張しているということはどこかが収縮してどこかが弛緩している訳です。
肩だけではありません。
腰や足の場合もあります。
肩の緊張は緊張している訳ですから弛緩させないと駄目です。
こういう場合、普通はストレッチをしたりします。
ストレッチは緊張する方法ですよね。
特定の動きで筋肉を伸ばしている。
伸ばしているということはどこかが緊張しています。
つまり緊張させる練習ということになります。
緩める方法ではないというのがよくわかりますよね。
一般的にはストレッチは筋肉を緩めるものだと思われていますが、ストレッチをしても結構筋肉は使います。
筋肉を緩めたいわけですからあまり筋肉を使わないようにした方が良いということになります。
しかしグイグイ行ってしまうことは多い。
力で無理やり緩めてしまおうとすることによる弊害は大きいのではないかと思います。
力を入れることは簡単です。
しかし力を抜くことは難しい。
つまり力を抜く練習をしないと力が抜けないということです。
肩の力が入っていると言われて力を抜くときに肩を落としますよね。
肩を落とす行為が力を抜く動作ということですよね。
つまり入れた力を元に戻すということが大事になってきます。
その行為を何回もすることが力を抜くことになるのではないかと思います。
ここが大事なのですが、動かすのは1/10の力で動かし、元に戻ろうとする行為を何回も行うということが力を抜く練習になるのではないかと思います。
完全に力を抜き切った状態から1/10だけ力を入れてあげる。
そこから力を抜き切った状態に戻る。
これを繰り返し行うことが力を抜く力になります。
ストレッチや柔軟体操は常に力を入れて引っ張って緩めようとします。
しかしそれでは逆に力を使っているということに気づかなければなりません。
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年末年始のお休み
12月31日~1月4日までです。お間違えのないようにお願い致します。
12月30日(土曜日)は営業しておりますのでご遠方の方で帰省される方も是非お越し下さい。
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