肺と骨折? と思う方も多いかも分かりませんが、炎症があるときには、何らかの形で肺が関係してきます。 捻挫などの時にも、肺の経路が関係することが多いようです。 一つのチェックポイントです。 しかし、通常は肺経上に取穴するのですが、肺の経路を直接刺激するようなことはしていません。 肺が原因の一つなのに、肺の経路である肺経を刺激しないの? と思うかもわかりませんが計算の上です。 全身から見た調整から入っていきました。 いわゆる経絡治療で、難經75難の肝経の補法と脾経の瀉法という形です。 肺に問題がある事は分かっていても直接、肺を刺激しなくても効果は出ます。 この刺激によって、肝臓の反応や骨の反応、肺も含めた反応も全て影響し変化してきました。 原因は一つではありません。 殆どは原因を一つにしたがりますが、そう単純ではありません。 この調整で右足母指の先が動きやすくなり、母指を地面につけられるようになってきました。 当然ですが、右の咽頭の反応もなくなり、肝臓の反応もなくなっています。 難經の治療というのは、高度な「気」の拡張が必要なようですが、それを調整すると一気に全身の反応が抜け落ちていきます
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