歩行が健康法に選ばれたりするのは、肺系統や循環器系統、胃腸系統に影響を与えるからです。
しかし、無闇に歩行をすれば身体が健康になるかと言えば逆に損傷します。
運動は損傷です。
このことを理解していない人は多いです。
単なる歩行と言えども胸郭の動きが悪ければ絶対に片寄りが起こり手足の動きに問題が起こります。
その動きの片寄りは歩行が高率良く行われないという影響がでます。
片足で100m移動してみてください。
両足で100m移動してみてください。
どちらが大変でしょう?
考えなくてもわかりますよね。
片寄りがある場合に一番怖いのは片寄っていることに気づかないことです。
それに気づいてない運動は一番影響がでます。
構造上の片寄りは疲れとなってあらわれます。
運動をしたから疲れるのではありません。
片寄った運動をしたから疲れるのです。
マラソンの選手が疲れてくると身体が左右に揺れ出しますよね。
つまり片寄った状態を続けることで傷めるということです。
どの地点でスピードをあげるのか?
下げるのか?
駆け引きによる精神的ダメージが身体にあらわれたりもします。
つまり精神によっても片寄りを起こします。
それが疲れとなって結果がでない。
練習では良いタイムを出せても本番で良いタイムがでない。
またはその逆であったりするのも選手がそれに気づいていないからとも言えます。
長距離は長い時間なので、精神の影響は計り知れません。
日常生活も同じなんです。
ちょっとした動きに注意をむけるかどうかで疲れが大きく違います。
それならちょっとした動きに注意をむけるように意識すれば良い訳です。
そういう気持ちで歩行をすれば歩行の質も変わります。
そういう歩行はとても神経が集中し気持ちまで楽になります。
何をやっても集中できないというのは、急いでいるからですよね。
身体も急いでます。
それが動きにあらわれます。
もの凄く単純にあらわれます。
動かないところを知ることから始めないと運動は失敗します。
逆効果です。
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