経絡と関節

経絡の流注

関節に注目している人は、経絡という言葉を聞いただけで敬遠してしまう人がいるかもしれません。 内科と整形外科みたいな違いがあると思っている人も多いのではないかと思いますが、それは大きな誤解です。 部分的に焦点を当てれば、全く別物に思えるかもわかりませんが、同じ人間の身体ですから決して別物ではありません。 鍼灸も経絡やツボを使って治療をしますので、経絡やツボだけみた景色というのも片寄って見えます。 動きがない経絡の解釈は、どうしても落ち度がありますので、様々な角度から見ていく必要があります。 経絡には流注というのがあって、各経絡が体表面を流れ、体内にも入り込み、各臓腑とつながっていると書かれています。流注を学んでみると非常に面白いことがわかります。 この前から上部頸椎の血管やその前側にある咽の話しを書いてみましたが、十二ある経絡の殆どは咽や肺と関わっているようです。 また肺経は、十二ある経絡の一番最初にでてくる経絡です。そして風邪は万病の元と昔から言われるように、咽や肺は、病気の入り口だと考えられています。 流注が肺や咽を通る経絡が多いのは、このことに古人達が気づいていたからではないかと思

御薗治療院

経絡で見ても関節で見てもやはり大事なところは同じです

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