貼るカイロってありますよね。
意外に治療に使えたりします。
風邪が発症しなくて内向している時、微熱で外に熱が出ないと感じる時
寒気は何となくでゾクゾクする。
でも熱はない。
そんな時ってあります。
普通は高熱があるとき頭冷やしたりします。
私も高熱が出ると色々な場所を冷やしてみたり温めたりして実験してます。
高熱が出た時に脇の下を冷やせっていいますよね。
あれって嘘だと思います。
論理的には動脈が表面にでているところを冷やしてってことなんだと思います。
でも単なる論理的なことです。
高熱の時に脇の下を冷やすと寒気が余計に増して発汗が遅れますね。
やってみるとわかります。
余程の高熱でないと脇の下を冷やすのは逆効果だと思ってます。
冷やして良いのは、咽から上です。
でも後頚部は駄目。
後頭部はかろうじてOK!!
熱の状態にもよりますから絶対ではありません。
あまり高くない38度ぐらいの熱なら冷やす場所を間違えると効果はあまりありません。
こんな状態の時に脇の下なんて論外です。
寒くていられない。
逆に脇の下よりやや下あたりを貼るカイロで温めると身体の芯が暖まるんです。
これはやってみると良くわかります。
風邪のひきはじめは肋骨が硬くなって呼吸機能が落ちていることが多々あります。
冷やしたら余計に機能が落ちます。
あたためて動かしてあげると呼吸が深くなり、それだけでも風邪のウィルスや菌を早く排除できます。
もちろんインフルエンザでも同じです。
背中(肩甲間部よりやや上)と側胸部(脇の下のやや下)を温めると身体の芯が温まって発汗しやすくなり解熱しやすくなります。
微熱を解熱させるには発汗が必要不可欠です。
高熱はそのままでも発汗する時が多いですからね。
水分補給も大事です。
白湯の方が吸収も早いのでおすすめです。
熱があると食欲も落ちますよね。
そういう時は糖分を少し補給すると水分の吸収が早いように思います。
メープルシロップや蜂蜜などを白湯に混ぜて水分補給すると胃に優しいと感じます。
白湯はキツイけど甘めのものを少し混ぜて飲んだ時はキツくない。
胃に優しい。
普段でもちょっと身体が温まらないなと思う時は、白湯を少し飲んで脇の下にカイロを貼ると身体が温まりやすいです。
それと股関節の側面を温めると効果的な場合があります。
人間の身体は、最初前後に異常を起こします。
複雑になると側面に異常を起こします。
側面に異常を起こしている時に前後を刺激しても効果はありません。
側面を刺激しないと効果的ではありません。
これは運動的にも言えます。
前後はバランスをとるのにまず最初に問題の起こる部分です。
側面の異常は前後で吸収しきれなかった場合に起こります。
主に回旋系の異常です。
回旋系の異常が起こると前後屈の可動域にも制限が起こります。
このような理由で側面を温めると発汗がすすみ身体が楽になることが多い。
もちろん適応のある場合ですよ。
前後の反応が主役の時は側面を刺激してもあまり効果はありません。
常にケースバイケースです。
風邪に打ち勝つ為にも心当たりのある人は是非やってみてください。
なんでもやってみる。
やってみて駄目ならやめる。
そうして真実を突き止めていく。
こういう気持ちが大事です。
冷えて風邪をひく訳ではないという考えを持っている人もいますが、身体をみてない証拠です。
統計と現実は大きく食い違います。
そのことに気づかない人は悲しい。
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