私が20歳の時、姿勢を正して重力と友達になった時
心の底からただ存在することって凄いことなんだと思いました。
あの時から色んなものが変わってきました。
まず友人。
これは大きく変わりました。
それから徐々に仕事・・・。
思ったとおりになった気がします。
仕事は30年以上かかりましたが、徐々にそうなってきたし、一つ一つ段階を経て噛み締めるように目標に近づいてきたからこそ、それを人に説明できるようになったのだと思います。
だから遅くも早くもなかった。
わかる時にはわかるし、わかる時にしかわからない。
余計なことは考えなくてもなるようになるし、なるようにしかならない。
基本はただ座ること。
抹香臭いことを言っている訳ではないし、それをずっと続けている訳じゃ~ありません。
理解したらやめる。
でもただ座るってホントに凄いことなんですよね。
身体と心で重力を感じるっていうと大袈裟なんですが、そうとしか言い様がないんですよね。
少しでもバランスを崩すと腰がおれます。
顎が出て足がひらきます。
足に気をとられると顎がでてしまいます。
顎に気をとられると足が開いてきます。
それらを決して無理やり力でねじ伏せようとせず全体を意識する。
そうすると全体を感じれるようになります。
ただ全体を感じる存在になるんですよね。
そこにとどめていると勝手に身体が重力になります。
その感覚は言いようのない静けさであり静寂
人混みであっても無関係
ただ座っているのを楽しむという感覚です。
これは断食で味わった感覚の何千何万倍も強烈な感覚でした。
これって幸せっていうんじゃないかな~って思いました。
その時は気づきませんでしたけどね。
そんな感覚を得た人を周りでただ一人も聞いたことがありませんでしたからそれが何なのかわからなかった。
知識から入ったんじゃないんです。
感じれば色んなことを知ることになります。
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