これらの症状が同時に来た例
初見の内臓系の反応は肝臓で右下から左上方向に反応があり影響していました。
東洋医学における肝臓の作用は、気持ちが浮き立ったりイライラしたりして上昇します。
あと筋肉にも影響したり、目にも影響します。
肝臓は消化器系の臓器でもありますから胃腸にも影響してもおかしくないでしょう。
関連筋肉は、前脛骨筋、上腕二頭筋でした。
肝臓の調子が悪くなるとこれらの筋肉が緊張するかというとそうではありません。これは個人的な反応ですが対応関係があったということです。
徒手筋力検査法を行うとあきらかに上腕二頭筋と前脛骨筋が弱っていました。
力を入れようと思っても保持できないんですよね。
肝臓は血管系と密接に関係がありましたので血管の反応をたどっていくと首から脳血管にまではいっていきます。
脳血管系から神経に作用するのは普通に考えられることです。
こういう結果から肝臓が神経と関係があると言われるのではないかとも思います。
腕の方まで反応がありました。
首に手をあてると筋力は一気にあがり、肝臓部の動き(左右回旋運動)も正常になります。
その関連性はあきらかです。
いわゆる頭位軸性の眩暈だろうと思いますが、精神の乱れや春になったことからもこのような症状が多くあらわれるようになってきたということだろうと思います。
やっぱり人間の身体って興味深いし面白い。
こういう観察の仕方をすると変幻自在に変化しているのがよくわかります。
そして古典に書かれていることも嘘じゃないな~ってわかります。
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