右の腹部には大腸の上行結腸があります。 小腸から盲腸への移行部あたりから上にあがるところです。 大腸でも上行結腸は首の動きとよく関係します。 経絡でも胃(中焦)のあたりから肺経が起こって大腸をまとって横隔膜を貫いて肺に属す という話があります。 本当かウソかはわかりません。 しかし、右腹部に手を触れると、首の動きが良くなることがあります。 首は、咽頭や気管があり、このあたりが炎症を起こしたりすると首の痛みをよく起こします。 様々な経絡が咽のあたりを巡ることが多いのは面白い記述です。 経絡は肺からはじまるからなのかもわかりません。 それとも肺のあたりに異常が多いので肺から経絡を始めたのかもわかりません。 しかし、その肺経は胃のあたりから起こるのです。 とにかく、咽頭や気管、気管支、口腔、鼻等は、どんな症状にも異常がよくあらわれる場所です。 腰痛でも同じです。 その人によって、上行結腸に問題がある人と、横行結腸、下行結腸、S状結腸、直腸にも問題がある人とわかれます。
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