普段血圧が低い人でも閉経近くになって血圧があがってくる人あります。
このような場合何を目標にするのか?
ある例の場合、反応を診てみると一番色濃くでているのが右前頭骨の一部分にでていました。
これは右頭部のリンパ系にも影響し、顏の右半分がリンパの流れが悪くなっている感じです。
こういう場合頭皮を動かしたり、鍼刺激をしたりすると頭がスッキリしたり関連する症状が良くなったりします。
ただ、この方の場合、それと血圧とは無関係です。
これと関係あるのは前頭骨の右と後頭骨の左、環椎の左前と右後、左腕に影響がありました。
それらが足のほうまで影響はしていましたが、主には右前頭部から起こる異常反応からの関係で生理とは無関係でした。
考えられるのは生理の後半になって、血管系を通って心臓肺系統が刺激され、スイッチが入るということなのかな?
と想像しています。
前頭部からくる手足への影響と子宮卵巣からくる血管系の影響によって起こる心肺機能の低下によっって起こる頚部の緊張から起こる血圧上昇も考えられます。
手の緊張が強くでているので、それも一つのきっかけになるかもわかりません。
血圧は一般的には何が原因かが突きとめにくい。
いわゆる本態性高血圧というのがありますが、このような原因で血圧が高くなっていた場合、投薬だけでは問題が解決しない可能性があります。
というか普段は低い血圧が生理の時に急激にあがります。
頭頚部の機能障害が普段からあると、生理の時に一時的に血圧に影響するということなら下手に下げなくても良い血圧であることがわかります。
実際、薬を飲んでも飲まなくても変化がなかったようで意味のない投薬だったかもわかりません。
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