様々な検査法シリーズ2

昨日と同じ患者さんで次は前後運動をしてもらいました。

左が患側なら、左右でも前後でも左が動きにくいのが普通です。

しかし、健側の右が前後はあきらかに動かしにくいようです。

これには理由がありますが、パターンとして覚え込んでしまうとこういうケースがでてきた時に悩む訳です。


だから出来上がったパターンを覚えるのではなく、その人に対応する必要がある訳です。

でもこのことにものすご~く気をつけていないと、やはりパターンどおりに思考してしまう。

これが知識の恐ろしさです。

知識と感覚をきちっと整理することの難しさですね。


人間が持った知識が良くも悪くも働く瞬間と言えます。

そこで何を信じるのか?

それを問い続けていなければなりません。


クリシュナムルティは観察する者は観察される者と言いましたが、正にそれを思い知らされます。

御薗治療院

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