今回の専門家の勉強会に参加して頂いた先生から次の日にメッセージを頂きました。
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中村先生
昨日はありがとうございました。
参加する事が出来て良かったです。
早速来た患者さんに実践しました。
40代男性 手打ち蕎麦店を経営 腰痛の為受診
5月にギックリ腰になり 他治療院で腰と股関節に電気をかけ 7月に治癒
5月は痛くて歩くのも辛かったが 今回はそこまで痛くなく 寝返りや中腰姿勢、椅子からの立ち上がりが痛い 左右差は無く両方辛い。
座位で右大腿部が外側に開き 股関節〜右屈曲が重たい。
腰前後屈〜両方辛いが特に後屈
腰回旋〜右回旋
腰側屈〜問題無し
頸部から肩にかけてタッピング 左が問題有り?
と感じたので 軽く摘むと痛み
解剖学的肢位を取り 頸部を確認すると痛み無し。
その姿勢のまま右股関節屈曲を3回 一回目は代償運動が強く
仙骨に触れていた手が押される感じも3回目には感じなくなる。
腰の痛み確認
後屈痛はまだ多少感じるが 前屈、回旋痛はかなり改善
おそるべし解剖学的肢位!!
後は今まで通り、手と肘に鍼をして置鍼し終了。
ほぼ痛みは改善されました。
今後は線と点を直感で感じられる様に練習していきます。
ありがとうございました。
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というような内容のメッセージを頂きました。
解剖学的肢位で代償運動させない位置をとらせて僅かな運動をゆっくりリズミカルに行うという方法は、脳と身体をつなぐ方法です。
脳の機能回復訓練にも用いることができます。
大事なことは無理やり行うのではなく、できないことを認めてあげることです。
こんなことができないのか~。
と認めただけで出来るようになってきます。
認めないと改善しない。
面白いですよね。
あるものをあると認めることは代償運動しない動きをするのですが、この時にできないことをできるようにしようと思うと出来ません。
そうじゃなく全面的に認めてあげる。
これがとてもとても大事なことです。
どんなふうに認めてあげるのかが手ほどきですね。
脳の仕組みは、科学で証明されていることだけじゃ~ありません。
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