感想文第二弾です。
トレーナーの方なので、細かく感想を書いてくれました。
思いつきで手をつないで歩いてもらったというか、こういうことを実験したことがなかったので、やってみた。
というのがホントです。(^^)/
殆ど思いつきでもあったのですが・・・。
しかし、この方法はかなり盛り上がってくれました。やっている本人達だけでなく、見ている人が一人で歩いた時と手をつないで歩いた時の歩き方が違うのがわかって貰えましたからね。
後で皆さんで実験してもらうと、あちこちでやって、ワーワーキャーキャー言っていて、ホントに面白い実験でした。
「私は上、私は下」
手をつなぐと・・・「ああ~おもしろ~い、足軽い~」
自分達で決めてそれぞれが実験してくれてました。
やり方だけ教えて、みんなで実験してもらうんですが、殆どの人が実感してもらえたと思います。
だから、これをまとめたらエビデンスになるかなぁ~。(笑)
なる訳ないか~。まあ、そんなのどうでもいいんですが・・・。
また来年も来ます!!
って帰りがけに声をかけてくれると、もっともっと面白いことを考えねば~って思います。
でもね。
なかなか、簡単にはでてこないんですよね。面白いことって・・・。
それでも土壇場でこういう面白いことを思いつくんですよね。
やっぱり追い込まれないと、できない性格なんだな~って思います。
★★★★★★★★★★★★★★★★★
約半年振りの勉強会。
テーマは、「力を抜いて座る立つ歩く」 皆、当たり前にやっていることこそ見直す機会が大切である。
座り方、立ち方、歩き方って教わりますか。
教わらなくても出来てると思っている人も少なくないでしょう。
この場合の出来てるとは、楽に行うことである。 冒頭に濱井先生から呼吸についてご教授があった。 鼻から吸って鼻から吐く呼吸の仕方は最近のマイブームであり、強弱をつけて様々な呼吸を指導することがある。
吸気では、横隔膜をきちんと使えるように動かす意識を持つ。 横隔膜を使えば肋骨も腰椎も動き、深い呼吸が可能になる。
今回のご指導では、瞬間的に吐くことで腹筋群を収縮させ腰を立てる「腰立」を行う。 呼吸をきちんとすれば、腰が立ち、猫背改善法の1つになる。 力で吐くのではなく、意識で吐くことを指導していきたい。
立つことは、常に人の健康をつくる上でトピックになるワードであるが、絶対的に逃れることのできない重力の存在を考慮しなければならない。
結局、重力に抵抗する力が大きければ大きいほど、体の緊張は大きくなる。 また重力に負けてしまう。という言い方もできる。
大事なことは、重力と友達になること。 骨に重心を乗せれば筋肉の緊張は最小限になるのだから楽に立てる。
一般の参加者とペアでの実技をやると、多くの人が左右アンバランスな立ち方をしている。
例えば、右足のつま先だけかなり外に開いている。 頭の位置がどちらかに片寄っている。 これでは、真っ直ぐ立っていないので、真っ直ぐ歩けないことがわかる。
真っ直ぐ歩けなければ、どちらかに片寄った動作になるわけだから、ギクシャクした歩き方になってしまう。
肩、背中、腰、腿裏、ふくらはぎがパンパンに張っている人も多くみられ、そのアンバランスを感じてもらうワークが自分の周囲に向けて体を倒していくものである。
やってもらうと、やはり腰から上を折ってお辞儀をしてしまう人、体を捩ってしまう人、何がどうなっているのかわからない人など、様々である。
けれども、一般の人でも少しずつ自身の体に意識を向けると体重の掛かりにくい方向や体の緊張している部分がわかってくる。
その認識を繰り返していくと、段階的に真っ直ぐ倒せるようになり、踏ん張りが利くようになっていった。
あとは、足の向きなどを直してさらにやってもらうと、大抵うまく出来るようになるのである。
中村先生の教えがスゴイのではなく、皆さんの意識の仕方がスゴイのである。
だから誰でもきちんと注意深く意識をしていけば、体を良好な状態に変化させることが出来るのである。 (このようなやり方を発見した中村先生はスゴイです。天才です。念のため。)
きちんと前方の3箇所が踏ん張れるようになれば、次に歩行に進めていく。 上半身を前方に倒せば(傾斜させれば)脚は勝手に出て行くものであり、先に脚を出して歩くのではないことが理解できる。
今回は上半身に意識のポイントを見つけ、どの部分の意識が1番軽く楽に歩けるかを実演した。
私も試してみたところ、みぞおちの辺りを意識すると軽く楽に歩けることがわかった。
これは人によって変わるので、実際に試して確認することが必要ではあるが、簡単に楽に進むポイントを探すことができた。
歩きと言うのは、漫然とやっていると、ただ歩いているだけになり、そこに自身の体への意識がなくては疲労するばかりである。
またアンバランスな動作を繰り返せば、やがてどこかが痛んでくるだろう。 意識というか波長みたいなものを協調させると動きやすいことがわかった。
中村先生お得意の思いつきで実践した「手つなぎ歩き」は相性の合うカップルになるとスイスイと楽に歩けた。
実際に自分の母親くらいの年齢の方と手をつなぎ歩いたところ、なんと楽に軽く歩けたことか。
1人で歩くよりはるかに歩が進んだのである。 何人かと試してみたが、軽く歩ける人と逆に重くなってしまう人と本当にすぐわかるのである。
やはり意識というもの、無意識にも波長というものの存在を意識すると身体には面白いことが起こることがこの1年で強く認識できた。
何より自分自身で意識を集めることにより、気、血、水の流れを良くすることが出来るのである。 それこそ、そのような意識を持とうとしないと上手くはいかない。
自分で意識を抑制してしまうからである。 成否は信じる信じないではない。 上手く意識が出来るかどうかの1点である。
やはり一般の人たちとの実演はとてもためになり、すぐにでも自分の仕事に生かせることが嬉しい。 でも今回の手つなぎ歩きは、なんだか照れ臭くて、それが参加者の笑いを誘い、爆笑も生まれ、かなり盛り上がった勉強会であった。
こういう場をつくれる能力を中村先生はふんだんにお持ちである。
今回も多くの人に知ってもらいたい内容であった。
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