異常を認識すると、脳が勝手にそれを修復しようとします。
その人自身が、そのままを認識すると勝手に修正します。
痛みだけに焦点をあてているいつまでたってもそうなりません。
調整をすると
「ああ~そう言えば、そこの痛いのどうやった?」
「あ~楽です」「何も触ってないのになんで~」
っていう会話になります。
でも何に焦点を当てるのか?
それを決めるのが大事。
しかし、それさえ決まってしまえば、あとは難しくありません。
痛い場所が原因だと思い続けていると、脳は、それが正しいと誤認します。
しかし、それが違うとわかったら、痛いところに焦点をあてなくなります。
そうすると勝手によくなります。
勝手によくなるようにし向けるのが私の仕事です。
でも痛みのないところに無理やり焦点を当てているのではありません。
正しく認識させる為には、こちらも正しく観察することが大事です。
そして、それにも順序があります。
だから、あちこち押さえます。
ここも圧痛があります。
あそこも圧痛があります。
実はこれだけでも治療になっています。
痛いところではないところに沢山圧痛があるので、脳はこんなところも痛かったのか~と認識しはじめます。
これが痛みをとるためにとても重要なことなのです。
痛みや症状を改善するにも様々な理論や理屈があるんだと思いますが、実際には、それを認識するだけで良くなっていくんですよね。
免疫力向上と言いますが、免疫力が落ちるのは、外に意識がありすぎるからというのが正解なんじゃないかと思っています。
それが証拠に病気になると、意識は、身体にむけるように強制的に不快感を起こします。
それはワリもんじゃなく、エエもんです。(子供の時にこういう言い方しました)
風邪ひいて身体がしんどいと世界が小さくなる。
逆にそれが健康状態をよくする一番の決め手です。
体調が悪くなると、勝手に身体に注意を向けるようになるということです。
それは良くなる為の大きな一歩です。
それを憎んだら駄目です。
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