足の力を抜いて足をあげるという意識は、股関節や足先の筋肉をできるだけ使わないで足をあげるということでした。
当然ですが、この運動には、先があります。
外転(横上げ)です。
この運動は、前からあげるより難しい運動です。
比較的前後の運動は容易いと言えますが、外転は、身体の様々な筋肉を使っているので、行いがたいと言えます。
できるだけ身体を真っ直ぐし、横に倒れないように、ゆっくり、ゆっくりあげようとすると、腰だけではなく、胸の筋肉も使っているのがわかります。
できるだけ詳細に使っている筋肉を意識することがコツです。
この時にちょっとでも足先や手先に力が入らないように気をつけてやってみてください。
コツは上げすぎないこと
ゆっくりやることです。
ゆっくりの動きを行うと体幹に近い筋肉を使っているのがよくわかります。
上げるという意識を捨て、上げようとする意識に切りかえてみてください。
上げようとする意識だけと、体幹に近い筋肉を使いやすく、上げるという意識を持つと足先や手先に力がかかりやすくなるのがわかります。
上げなければという意識だと手先、足先だけの筋肉しか使えません。
意識によって使う筋肉が違うということがわかるようになると、思いが身体に伝わっているという実感がわいてきます。
この方法は私の著書にも書いていましたが、更に意識を使った運動です。
私の本を読んで実践したら、痩せたという方があったそうです。(笑)
すごって思いますが、決して痩せる為に書いた本でもなければ、この方法をすれば痩せるというのでもありません。
ただ、使わない筋肉を使って、身体は締まってくるのではないかというのは予測できます。
使うことは大事なことですからね。
使っていなかったところを使う訳ですから当然の結果なんじゃないかと思います。
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