昨日の続きです
痛みをとるだけが重要ではなく、全体で身体がスムーズに動きやすい状態を作ることです。
逆に言えば痛みがあっても、全ての動きのぎこちなさがあれば自然治癒する方向に向かったと判断することができます。
痛みがあっても片寄った異常がないと部分の異常を全体でカバーし、後々負担の少ない身体の状態を作れるということです。
身体は球状に力がかかっている方が安定します。つまり片寄りは、一部分に対して対になっている部分があるということです。
この動画でも右大腿後外側と右大腿前内側が対になった異常を起こしています。対側はその真反対になっているのがわかると思います。もちろんこの例のように大腿部だけで起こっている訳ではなく、上半身と対になっていることもあります。
その場合は左右ともに前側に負担がかかると後側に負担がかかるという状態になります。
全体を観察するということはそういうことであって、それらを総合的に判断する必要があるということです。
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