身体がだるいという症状は、どんな原因でも起こりますので何が原因かは判断が難しい。
足もつった感じになると言うのですが、それが原因とは思いにくい。
というか、反応もありません。
だるさは主に「熱」が関係しています。それではどこに「熱」が隠れているのでしょうか?
大事なことは、「熱」はどこ?
という質問が大事です。
この質問を投げかけないと身体は反応してくれません。
よく見ると左の鼻に問題があります。
鼻や咽は、本当に「熱」の入り口だなぁ~と思います。当たり前と言えば当たり前なのですが、これも西洋医学と何ら矛楯していません。
ただ、詳細な身体の反応は、触診とイメージングの方がよくわかります。咽が腫れているとか鼻に炎症があるという大雑把な判断ではなく、鼻や咽のどの部分に異常反応がでているかが重要です。
図のとおりかなり局在的に反応があります。鼻腔に「熱」の中心があります。しかも左側だけです。
右は鼻腔のもっと上で、前頭洞あたりにつながってありました。
目の症状もあり、前頭部にも「熱」の反応があります。これは頭に「熱」がある状態をあらわしています。
前頭部に「熱」反応があると頭がボーっとして、思考能力が衰えます。
「水」の流れの異常は、「熱」の反応と一緒になって問題が起こることが殆どです。大した症状はなくても、このあたりの「熱」「水」の反応が問題でリンパ管の一部に影響し、身体全体がだるいというような症状が出ることも多くなります。
この調整をするのは一箇所の鍼を軽く触れる程度に刺すだけです。そうすると一気に反応が抜け落ち、リンパ管の反応や鼻の「熱」が抜け落ちます。
すると、頭がスッキリした~。
と言ってくれます。
こういう身体のだるさで頭が重い症状は、なかなか良くならないことが多いと思います。
一箇所の刺激で十分良くなることが多いのです。もちろんならない場合もありますが、熱反応がとれると必ずスッキリしたと言ってくれます。
不思議です。
0コメント