足首と脛腓関節の関係をこの前動画にあげましたが、なぜそうなるのかが正直わかりません。
隣り合う関節は常に反転するということはわかっていましたが、隣り合う関節というより足関節と脛腓関節は、いわば物理的につながった関節であって、脛腓関節は関節と言っても足関節を足関節たらしめるもの、つまり脛腓関節が存在しなければ、足関節も存在しないという関節であって隣り合う関節というのは、あまりにも不適切な気もします。
しかし、現実的には、足関節の内反が優位になっていると脛腓関節は異常がないのです。
これをどう理解すれば良いのか?
物理的な関節異常の枠組みではないような感じがします。
物理的に考えると内反優位になれば、足関節の外側は引っぱられて、腓骨側が緊張し、脛腓関節にも影響がでるはずですが、実際はその反応はないのです。
その変わり股関節に同調した異常反応が出やすくなり、股関節の内転内旋異常とやや後方伸展の外転が異常を起こしています。これは今までの法則どおりで、関節を一つまたいで同調するという法則どおりです。
数十人やってみましたが、同じ法則性のある運動変化です。実に関節というのは不思議な動きをするなぁ~と思います。もちろん、大きく動かせば、このような変化は全くわかりません。僅かな動きでしかわからないので、普通に動かしては全くわかりません。なので追試するにはコツがあります。
股関節は、以前紹介したこの動画のような形になります。右股関節のやや伸展外転で身体のバランスが崩れます。できるだけ重心を移動しないで動かすと、右伸展外転は非常にやりにくいことになります。
この場合、右足首の内反優位になり、外反がやりずらくなります。
足首と股関節の同調変化です。
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